・ハーブとオイルのヘアトリートメント



  ・大地の洗髪ハーブ
パウダーを自分のお好みで合わせて水に溶かすだけでハーブシャンプーができあがり
  ・大地のヘアケアハーブ



  ・Part 1
  ・Part 2
  ・Part 3 (インディゴで重ね染め)



  ・ハーブのパウダーとオイルで簡単ヘアートリートメント
  手作りハーブシャンプー
  ヘナの使い方 (基本編)
  ヘナの使い方(応用編:インディゴによる重ね染め)
  ヘナの使い方(応用編:ヘナに混ぜるハーブ)


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シカカイ、アムラ、リタはいずれもインドで育つ植物です。この実を乾燥させたものから抽出したエキスや、水に溶いたものをシャンプーとして利用することができます。これらの植物はアーユルヴェーダでは、髪に滋養を与え、白髪や抜け毛、頭皮のトラブルを予防し、黒く美しい髪を作るといわれています。

シカカイ
 実の鞘の部分を使います。見た目は巨大ミミズの日干しのようにグロテスクです。
  アーユルヴェーダでは洗浄と収斂作用があり、皮膚病の治療にも使用されます。
天然のサポニン成分が含まれていますが、髪のタンパク質を損なうことなく、また脂分を取らずに、髪や頭皮をやさしく洗浄してくれます。そのため、 洗浄後はしっとり、しなやか、サラサラ、艶のある柔らかい髪になり、櫛通りも良くなります。継続して使用すると頭皮や髪を活性化するとも言われています。剛毛で、ゴワゴワしてまとまらない、ボリュームを抑えたい方に向いています。

アムラ
 鉄分とビタミンCをとても豊富に含むアムラの実は、インドの家庭では欠かせないものです。アーユルヴェーダにおいてとても重要なハーブで、病気を予防し老化を遅らせるなど、さまざまな効果があるとされています。シャンプーに使用することにより、頭皮の状態を改善し、育毛を促進、フケやかゆみを抑えます。また、頭皮を若返らせることで、丈夫な髪を育てると言われています。髪に腰を与えボリュームを出すので、髪が傷んでいる、細くてコシがない、ねこっ毛に向いています。

リタ
 別名ソープナッツといわれるように、リタの実には天然の石鹸サポニン成分が多く含まれています。このサポニンが頭皮や髪の脂分や汚れをしっかり分解してくれます。最近の研究では、リタをつけた水に野菜を浸しておくと農薬を90%以上、表面から取り除くこともわかっているそうです。脂分を分解する力が強いため、シャンプーに使用する場合には、注意が必要です。
 脂っぽい頭皮に向いていますが、単独で使わずにシカカイやアムラに適量を混ぜて使用します。髪や頭皮が乾燥している、髪が傷んでいる場合は使用を避けます。また、目に入るととてもしみます。

【ハーブシャンプーの作り方】

(材料〉
シカカイの実か粉 50g
アムラの実か粉 50g、
リタの実か粉 20g、 
水 500ml

〈作り方〉
ガラスなど容器に材料を全て入れ、ふたをして24時間置く。その後、一度沸騰させ、冷ます。液体だけを容器に移し変えて出来上がり。

※1週間〜2週間分です。冷蔵庫に保存しておけば安心です。
※ 髪質や頭皮の状態に合わせて、ハーブの分量を工夫してみて下さい。



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